2023年5月20日、idol3.0プロジェクト2次選考(オンライン個別面接)も始まり、デビューに向けた審査が順調に進んでいます。
(追記※2023年10月7日にグループ名は“WHITE SCORPION”ホワイト スコーピオンと発表されました)
このオーディションによって選ばれるアイドルグループを応援するには、暗号資産であるNIDT(ニッポンアイドルトークン)を購入・保有し、消費していく必要があります。
NIDTは、保有することによって様々な特典を受ける権利を得ることができるのです。
これを、NIDTのユーティリティ性と呼んでいます。
また、保有者ランクとは、NIDTの保有期間や保有量によってランク分けされ、ユーティリティを得る権利に優遇措置が与えられる仕組みのことです。
ホワイトぺーバーには、NIDTのユーティリティが以下のように紹介されています。
- アイドル活動の運営の一部における意思決定( 投票権 )
- アバターやNFT等のデジタルグッズの購入
- 物販等の購入
- コンサートやイベント等のチケットの購入
- コンサートやイベント等におけるメンバーへの投げ銭
引用元: NIPPON IDOL TOKEN whitepaper
ホワイトペーパーの表記だけでは今一つわかりにくいので、この記事はNIDTのユーティリティと保有者ランクについてさらに詳しく掘り下げて解説していきます。

NIDTはファンにとって様々な特典を得られる大事な資産ですが、idol3.0プロジェクトにとっては活動資金になります。
追記※2023年8月21日「NIDTポータル」オープン時に、推し活レベルと保有者ランクは【ファンランク(仮称)】で統一されています。
◆保有者ランクとは別に、NIDTを持たないファンは推し活レベルを上げていくことになります。
ホワイトスコーピオンNIDTのユーティリティと保有者ランクとは?
引用元:株式会社オーバースHP
- グッズ
- ライブ
- ファン交流
- 運営参加
グッズ
レアNFT・デジタルアイテム獲得
NFT(非代替性トークン)は、関連付けられた画像・動画・音声といったデジタルコンテンツが代替不可能とされるため、所有者独自の価値を持つことになります。
例えば、簡単に複製可能なトレーディングカードのようなアイテムでも、NFTと関連付けることで、自分だけのトレカを所有していることを証明できるようになります。
IDOL3.0プロジェクトは、この先NIDTの新規購入や保有者ランクによって様々なNFTグッズの付与を行っていきます。
NFTグッズは数量限定が多いのでレアなことはもちろんですが、所有者や取引履歴の管理・追跡が可能なので、保有していること自体で優遇措置が付与されることもあります。

例えば「NFTカード所有者限定で特別なイベントを開催!」などですね。
限定グッズ・ノベルティ獲得
IDOL3.0プロジェクトに限った話ではありませんが、ライブの宣伝やグッズ販売促進の目的で無料で配布される、いわゆるノベルティグッズというものがあります。
大抵は無料であることからノベルティグッズの価値は低いと思われがちですが、実は非売品で数量も限られていることから「お金を支払ってでも欲しい」という人は意外と多いのです。
NIDTの保有者ランクによって、限定グッズやノベルティグッズも手に入りやすくなります。

人気アイドルのノベルティグッズは、後になって「限定グッズ」などと銘打って高値で売られていることもたまに目にします。
通常グッズ販売時割引
その他、通常販売される下記のような一般的な推し活用グッズに関しても、NIDTの購入や保有者ランクで割引される予定です。
- Tシャツ・バッグ・リストバンドその他アパレル
- マフラータオル
- スティックライト
- キーホルダー
- ポストカード など
ライブ
限定リアルライブ参加券
IDOL3.0プロジェクトの活動領域はリアルとバーチャルですので、混同しないため現実世界の方に「リアルライブ」という文言が使われています。
つまり、現実世界で行う通常ライブの限定チケットという意味です。
ライブ開催が告知されると、一般的にはファンクラブサイトやモバイル会員サイトで、まずは会員だけの先行受付が始まります。
この先行受付に、会員とは別にNIDTの保有者がチケットを申し込める仕組みができる予定です。
ライブ優先席抽選権
200 ⼝(200,000NIDT)以上の購⼊申込みで、VIP イベントへご招待します。VIP イベントは、新規アイドルグループデビュー後に都内会場にて開催予定です。
引用元:株式会社オーバースHP
IDOL3.0プロジェクトのIEO申し込みが始まった頃、NIDT購入者の権利として「VIP」というワードが目に付くようになりました。
上記はIEO申し込み者の権利ですが、NIDTの購入口数によって付与される仕組みで、200口(200,000NIDT)以上の購入申し込みが条件になっていました。
IEO価格は1NIDT5円でしたので、法定通貨で100万円分を購入すればVIPになれたわけです。
あくまでIEO申し込み者に対しての「今後開催予定のVIPイベントに招待」という権利ですが、将来はユーティリティとしてライブ優先席・VIP席が設けらる可能性があります。

IEO申し込み者とは、株式会社オーバースがNIDTを発行して最初に資金調達を行ったIEOの際に申し込んだ人のことです。その後、上場して取引開始となりました。
◆IEOについては別記事で詳しく解説しています。
チケット当選率アップ
チケットは先行受付に応募しても、抽選に当選しなければ得ることはできません。
それはNIDTの保有者も例外ではないのですが、ただこれも保有者ランクによって当選率アップの特典が予定されています。
一般のファンよりもNIDTを保有しているファンの方が、当選しやすいということです。
チケット販売時割引
グッズ販売の割引と同じように、NIDT保有者にはライブチケットにも割引が行われる予定です。
ファン交流
トーク会当選確率アップ
坂道シリーズを例にとれば、トーク会と言えばミーグリか握手会が主流で、どちらも参加権利付きCDを購入する必要があります。
そして、抽選に当選して初めて参加することが可能になるのです。
IDOL3.0プロジェクトでもトーク会が予定されていますが、参加権利はCD購入なのか、NIDT購入になるのか、そのあたりのシステムは未だ明確ではありません。
ただし、NIDTのユーティリティとして参加権利の抽選における当選確率がアップすることは言及されています。
専用トーク会招待
ミーグリや握手会といった通常のトーク会とは別に、NIDT保有者を対象にした専用トーク会が行われる予定です。
イメージとしては、特別なミーグリであるオンラインサイン会のような感覚です。
ミーグリはチケット1枚で約10秒のビデオ通話ですが、オンラインサイン会は約2分~3分、ビデオ通話中に書いてもらえるサイン色紙は、後日、送られてきます。
細かい内容はまだ不明ですが、NIDTのユーティリティである専用トーク会ですので、間違いなく一般のトーク会よりも特別なものになります。
◆オンラインサイン会については別記事で詳しく解説しています。
メタバース上での専用ファンミーティング
ミーグリはスマホやタブレットを使ったビデオ通話に過ぎませんが、メタバース上のファンミーティングは、仮想空間にアバターとして参加し、ファン同士の交流や推しメンとのトークが楽しめるようになります。
参加権利を得る為の抽選は、おそらくミーグリや握手会に準じたものになると予想されますが、やはりNIDT保有ランクに応じた優遇措置があります。
◆メタバース上のファンミーティングについては別記事で詳しく解説しています。
運営参加
セットリスト決定投票権
セットリストはライブで歌う楽曲一覧を順番に記したもので、略してセトリと呼んでいます。
アイドルグループの場合、プロデューサーや運営、レーベルを持つレコード会社などが意見を出し合い決めることが多いのですが、この意思決定の一部にNIDT保有者は参加することができます。
投票権を行使して、自分の好きな楽曲をライブで歌ってもらうというNIDTのユーティリティです。
衣装決定投票権
アイドルグループの楽曲により異なる衣装は、ファンにとっても思い入れが強く曲と共に長く印象に残り続けます。
曲にふさわしい衣装を決める為には、デザイナーが制作する衣装デザインを何着かピックアップし、候補の中から最終的に決定しなければなりません。
その意思決定の際、投票が行われればNIDT保有者は投票権を付与されることになります。
クリエイティブ決定投票権
その他、idol3.0プロジェクトが創造するあらゆる分野において、意思決定の必要があったときに決定投票権を行使する機会が付与される予定です。

すでにIEO申し込み者には口数に応じて、最終審査における「デビューメンバー候補生選出の投票権」が与えられています。
まとめ
- グッズ…レアNFT・デジタルアイテム獲得 限定グッズ・ノベルティ獲得 通常グッズ販売時割引
- ライブ…限定リアルライブ参加券 ライブ優先席抽選券 チケット当選率アップ チケット販売時割引
- ファン交流…トーク会当選確率アップ 専用トーク会招待 メタバース上での専用ファンミーティング
- 運営参加…セットリスト決定投票権 衣装決定投票権 クリエイティブ決定投票権

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