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WHITE SCORPIONの資金調達手段【IEO】とは何だったのか?

WHITE SCORPION推し活

WHITE SCORPIONを運営する株式会社オーバースは暗号資産NIDT(ニッポンアイドルトークン)を発行し、これをアイドルグループの活動資金にしていくと発表しました。

そして、2023年1月23日、NIDTのIEO(Initial Exchange Offering)を、coinbook及びDMMビットコインの2社にて実施することを決めたのです。

 

IEOとは、暗号資産交換業者が開設する暗号資産交換所での取引開始を前提とした新規暗号資産による資金調達の手段です

WHITE SCORPIONの場合、新規暗号資産はNIDTのことであり、coinbookとDMMビットコインがその暗号資産交換業者に該当します。

この2社のもとで株式会社オーバースはIEOを実施し、上場取引開始前にNIDT購入者を募って資金を調達したのです。

新規暗号資産 暗号資産交換業者
NIDT DMMビットコイン
coinbook

 

いりうわ
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IEOの購入申し込み期間は2023年3月29日~4月19日まで。その後、2023年4月26日にNIDTは上場して正式に取引開始となりました。

 

さて、IEOに限らずともクラウドファンディングなどの資金調達方法は他にも色々あったはずですが、株式会社オーバースがあえてIEOを資金調達方法に選んだのには理由があります。

それは、プロジェクトが信用できることを内外に示す目的があったからです。

IEOを実施するには暗号資産交換業者による審査があるため、決められた一定の項目をクリアできなければ、基本合意は得られずIEOは行えないのです。

そのため「審査を通過した」という事実はひとつのステイタスとして、IDOL3.0プロジェクトのファンや投資家たちへ、プロジェクトの正当性をアピールできるわけです。

ただし、審査を通過してIEOを実施できたからといって、プロジェクトが必ず成功すると保証されたわけではありません。

株式会社オーバースが実施したIEOには、いくつかのメリットとデメリットがありました。

以下、詳しく解説していきます。

 

WHITE SCORPIONの資金調達手段【IEO】とは何だったのか?

いりうわ
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IEOよりも前に、暗号資産交換業者が介在しないICOというものがありました。審査がなく詐欺まがいのプロジェクトが横行したことから、次第にIEOに代わってきた経緯があります。

 

IEOのメリット

プロジェクトの正当性をアピール

今回、IDOL3.0プロジェクトが企画された段階から最も懸念されていたのは、プロジェクトの正当性、つまりNIDTの信用を得られるかどうかでした。

暗号資産はただでさえ、IEO以前のICOからプロジェクトの失敗や詐欺が横行してきたイメージが付きまとっていました。

実際、WHITE SCORPIONとほとんど同じコンセプトでIDOLコイン(アイドルコイン)というものがかつて存在しましたが、僅か2年足らずで運営ともども消えてしまいました。

今のIEOならば、暗号資産交換業者側がプロジェクトの技術力やその正当性を審査しますので、ユーザーも参入しやすく、負のイメージを払しょくするためには最適な資金調達手段だったのです。

◆IDOLコインの失敗については別記事で詳しく解説しています。

効率の良い資金調達が可能

例えば、かつてのICOは暗号資産を発行した企業が販売まで行うため、いわゆるトークンセールやプラットフォームといった販売の為の準備にコストがかかっていました。

その点、IEOなら暗号資産交換業者の資金調達ベースをそのまま利用できる為、株式会社オーバースはNIDTを発行した後、coinbookとDMMビットコインに販売を任せることができました。

上場開始と同時にメンバー募集、オーディションを開始できたのは、このように資金調達のプロセスやコストを大幅に削減できたことが大きいのです。

NIDT購入者の信用度が高い

ICOの場合、暗号資産の購入者に特に制限がなかったので、プロジェクトを応援したければ誰でも参加することができました。

しかし、IEOは販売元が暗号資産交換業者である為、購入者は当然その取引所の利用者でなければなりません。

つまり、NIDT購入者はcoinbookかDMMビットコインに、予め登録と本人確認を済ませたユーザーであるということになります。

身元がしっかりした信頼できるホルダーの確保は、NIDT発行元である株式会社オーバースにとっても、大きなメリットだったのです。

IEOのデメリット

プロジェクトが成功するとは限らない

これまで見てきたように、IEOには多くのメリットがあるとはいえ、必ずしもプロジェクトの成功を保証するものではありません。

そのことは株式会社オーバースも十分承知していたようで、総合プロデューサーに秋元康氏を据えたり、IEO購入者には特別なNFTを付与したりと、新たな施策に奔走してきました。

しかし、プロジェクトの正当性はアピールできても、NIDTの購入にすぐにつなげることは難しいのです。

オーディションが無事に終わりメンバーのお披露目があるまでは、ひとまず見極めたいと言うのがユーザーの本音です。

いりうわ
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実際、株式会社オーバースが設定したIEO価格は1NIDTあたり5円でしたが、上場以来、5円を大きく超えるような動きは未だありません(2023年6月現在)

国内IEO価格が上昇したケースは少ない

これまで実施されてきた国内IEOは3例あり、NIDTは国内4例目にあたります。

これら過去の事例から、IEOを価格上昇を期待した投機的な目線でのみ捉えると、実はIEOを買った人の多くは損をしている人が多いという事実が窺えます。

パレットトークン

国内初のIEOで、2021年7月にIEO申し込み開始した後、コインチェックでの取り扱いが開始されました。

IEO価格は4.05円でしたが、7月29日の上場開始には46.1290円まで高騰しています。

その後も高値更新していきましたが、次第に価格は下がり続け、2023年6月現在は10円を割っています。

FCRコイン

国内2例目のIEOで、沖縄のサッカーチームFC琉球が発行した暗号資産です。

FCRコインはサッカーチームを応援するファントークンで、アイドルを応援するNIDTにかなり近いものがあります。

IEO価格は2.2円でしたが、2022年5月18日に始値約1.99円で、GMOコインへの上場を果たした後、2.6円まで高騰したと思ったとたん暴落、2023年6月現在は0.3円台まで下がっています。

フィナンシェトークン

国内3例目のIEOで、株式会社フィナンシェが運営する暗号資産です。

IEO価格は0.41円、2023年3月16日にコインチェックで取り扱い開始後は3円台まで急騰しましたが、その後はやはり下落を続け、5月には0.2円台で推移しています。

いりうわ
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どれも上場開始とともに一時は高騰するものの、その後はパレットトークンを除いて、全てIEO価格割れが続いています。

WHITE SCORPIONのIEOの結果は?

2023年4月24日、IEOによる販売金額合計は10億円を突破したことが株式会社オーバースにより発表されました。

しかし、上場して取引が始まってからは、IEO価格は1NIDTあたり5円から一気に下落しました。

上述した過去3つのIEOはどれも一時は高騰したのに比べ、NIDTは5円を超えて買われ続けるような動きはほぼありませんでした。

いりうわ
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まだメンバーも決まっていない段階で、NIDTに手を出すのは早計だと判断している投資家も多いのです。しかし、お披露目が近づくにつれ、動きは一気に加速することもあり得ます。

 

まとめ

  • IEOとは株式会社オーバースが発行したNIDTの購入者を募る資金調達手段
  • IEOには審査があるため、株式会社オーバースにはNIDTの信用を得る狙いがあった
  • ただし、審査を通過したプロジェクトが必ず成功するとは限らない
  • 過去に実施された国内IEOの価格は悉く暴落している
  • まだメンバーも決定していない今は、NIDTの価格は5円前後で大きな動きはまだない

 

いりうわ
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