NIDT(ニッポンアイドルトークン)とは、株式会社オーバースが発行する暗号資産であり、IDOL3.0プロジェクトで誕生したWHITE SCORPION（ホワイトスコーピオン)の活動資金となるものです。
ホワイトスコーピオンを応援するためにファンはNIDTを購入・保有し、その特典としてイベント参加や投票権などの一部プロデュースに携わることができるのです。
これをNIDTのユーティリティと言い、特定の権利にアクセスしていくことで、ファンとホワイトスコーピオンの関係はアップデートされていくことになります。
さて、このNIDTですが、購入するには暗号資産取扱所でまずは口座を開設しなければなりません。
そして、購入した後はNIDTが暗号資産である以上、いつまで保有して、どのような形で使う(消費する)のか、常に判断を迫られることになります。
とはいえ、これからホワイトスコーピオンを応援しようとする人は、投資家でもない限りNIDTを上手く運用し続けていくのは難しいところです。
そこで、この記事ではNIDTの購入・保有、使い方について詳しく解説していきます。
ホワイトスコーピオンを推すファンは、NIDT購入・保有、消費のサイクルを繰り返して様々な特典を獲得し、推しを応援しながら自分の資産も増やしていくことになります。
WHITE SCORPIONの活動資金NIDTの購入・保有と使い方
ホワイトスコーピオンの活動資金であるNIDTの購入は、これから推そうとするファンにとって必須といえますが、購入・保有、消費のサイクルにはそれぞれ適したタイミングがあります。
NIDTを購入できる取扱所
NIDTを購入するタイミングを見極めるのは難しいのですが、いつでも購入できるように口座開設だけはしておくべきです。
2024年2月現在、NIDTを取り扱っているのはDMMビットコインとcoinbookの2社だけです。
DMMビットコインは27種類もの暗号資産をを取り扱う大手の取扱所で、coinbookは2023年3月に取引サービスを始めたばかりのまだ新しい取扱所です。
ただ、NIDTの販促にcoinbookは非常に力を入れており、NFTなどの特典を得られることも多いので、ホワイトスコーピオン推しは、どちらで口座開設するかはよく考えた方がよいでしょう。
◆2社のNIDT取扱所それぞれの特徴は別記事で詳しく解説しています。
NIDTを購入するタイミング
買値(価格)
暗号資産であるNIDTには値動きがあります。
なるべく価格が安い時を狙って購入できれば最善ですが、NIDTは上場以来IEO価格の5円割れが続いており、DMMビットコインではスプレットも大きく開いたままの状態です(2023年5月)。
上記チャートのように買値5円付近でレンジの状態が長く続いていますが、このような場合、何かのきっかけで突然上下どちらかへ動き出すと、そのまま大きく値が動いてしまうことがよくあります。
気が付くと、どんどん上昇していき「5円の時に買っておけばよかった」などということもよくあります。
ホワイトスコーピオンのスケジュールを公式でチェックしながら、相関性の高いギグワークス株価にも注意し、あくまで余裕資金で、購入する良いタイミングを見つけましょう。
◆NIDTのチャートとホワイトスコーピオンの過去ニュースとの相関性は下記サイトが参考になります。
NIDTを保有し続けるメリット
NIDTを購入したら、次はいつまで保有し続けたらいいのか迷うところです。
しかし、ホワイトスコーピオンのファンクラブにはファンランク・ファンレベルと言うものが実装されるため、何かと優位性が与えられるNIDT保有者の地位は安易に失わない方がよいのです。
IDOL3.0プロジェクト発足当初も、以下のようにNIDTを消費せずに長期間持ち続けることのメリットが説明されていました。
また、NIDTの保有数量又は保有期間によって保有者ランクを設
け、上記ユーティリティの利用において当該ランクに応じた優
遇措置を設けることを予定しています。引用元：NIPPON IDOL TOKEN whitepaper
ユーティリティは保有者特典のようなものです。
例えば、NIDTを保有してファンランク・ファンレベルが上昇すれば、握手会やオンラインお話し会の参加権利付きコンテンツの抽選販売において、当選確率がアップするとされています。
また、「NIDTを10000NIDT以上保有している方限定でNFTを付与！」などといった告知が突然行われることもあります。
新規購入のみが対象とされる場合が多いですが、すでに保有している方も対象になるケースもありますので、備えとして常に一定量のNIDTは保有しておくことが賢明です。
◆NIDTのユーティリティと保有者ランクについては別記事で詳しく解説しています。
NIDTの使い方(消費)
NIDTは暗号資産ですので、ファンだけでなく短期的な価格変動による売却益だけを狙う目的で購入する投資家も参入してきます。
ホワイトスコーピオンを応援する目的でNIDTを購入するファンも、特典を得るために長期的に保有することが多くなるでしょうが、いつかはタイミングを見極めて消費していくことになります。
NIDTの活用の仕方は人それぞれですが、推し活か投資か保有している目的はその都度はっきりとさせておきましょう。
NIDTの消費は主に以下のようなタイミングがあります。
- 利益確定
- NFT購入
- 投げ銭
- 決済手段
利益確定
もしもこの先、NIDT価格が上昇して購入した時よりも大きな利益が見込める状況になったら、一度NIDTを決済して利益を確定させておくのも大切です。
あくまで個人の資産ですから、当然買うタイミングがあったように売り時というものがあります。
この場合は、推し活の為の保有ではなく投資目的となりますが、ホワイトスコーピオンを応援しながら、最終的には自己資産を増やしていくことが最良です。
一度決済した後に、価格が下落したら良い買い時を見て再び購入することもできます。そしてまた価格が上昇したら売るということを繰り返していけばよいのです。ただ、そのタイミングの見極めはプロでも非常に難しいです。
NFTの購入
ホワイトスコーピオンの活動領域のひとつであるメタバースでは、NIDTを消費してアバターやNFTグッズを購入することが予定されています。
通常、メタバース空間では暗号資産が使われますので、ホワイトスコーピオンのメタバース内では当然NIDTが流通することになります。
ただし、メタバースやNFTに関しては法的整備が十分ではないと言われており、実現にはもう少し時間がかかるでしょう。
◆ホワイトスコーピオンの予定するメタバースについては別記事で詳しく解説しています。
投げ銭
投げ銭は、最近だとyoutubeやshowroomといったライブ配信サービスで行っている人をよく見かけるようになりました。
ユーザーが感謝や応援の気持ちを込めて、お金やお金に換金することができるアイテムなどを配信者へ送るのですが、これがホワイトスコーピオンの場合はNIDTになります。
投げ銭の全額が推しのアイドルに届くわけではないと思いますが、メンバーは卒業後、その活動実績に応じてNIDTが付与されるとされています。
決済手段
2023年4月14日に株式会社オーバースのホームページで以下のようなニュース記事が更新されました。
「株式会社オーバースと日本直販株式会社が決済手段としてのNIDT活用及びコンテンツ利用に関する戦略的パートナーシップ構築に向けて合意」
引用元：株式会社オーバースHP
要約すると、日本直販でホワイトスコーピオンのグッズ販売が行われる可能性があり、その支払い方法についてはNIDTを使って決済できるようになるかもしれないということです。
現段階では、まだお互いに「検討を行うことに合意した」に過ぎませんが、こういうデジタル通貨としての普及が徐々に広がっていけば、NIDTを保有しておく意味は大きくなるでしょう。
将来、コンビニのような身近な所でもNIDTで決済ができるようになれば凄い事ですが、今はまだ夢ですね。
まとめ
- 2024年2月現在、NIDTを取り扱っているのはDMMビットコインとcoinbookの2つのみ
- NIDTの購入は値動きと運営の告知をよく調べてタイミングを判断すること
- NIDTの消費は自分の目的が推し活と投資どちらにあるのかよく考えて行うこと
- NIDTは使わずに長期間保有することでメリットを得られる保有者ランクが設けられている
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