NIDT(ニッポンアイドルトークン)とは、株式会社オーバースが発行する暗号資産であり、idol3.0プロジェクトで誕生するアイドルグループの活動資金となるものです。
従って、idol3.0プロジェクトアイドルを応援するためにファンはNIDTを購入・保有し、その代わりにイベント参加や投票権などの一部プロデュースに携われる特典を受けることができます。
これをNIDTのユーティリティと言い、特定の権利にアクセスしていくことで、ファンとアイドルの関係はアップデートされていくことになるのです。
(追記※2023年10月7日にグループ名は“WHITE SCORPION”ホワイト スコーピオンと発表されました)
さて、そのNIDTですが、購入するには暗号資産取引所でまずは口座を開設しなければなりません。
そして、購入した後はNIDTが暗号資産である以上、いつまで保有して、いつどのような形で使う(消費する)のか、常に判断を迫られることになります。
とはいえ、これからidol3.0プロジェクトのアイドルを応援しようとする人が、投資家でもない限りNIDTを上手く保有し、使っていくのは難しいところです。
そこで、この記事ではNIDTの購入・保有、使い方について詳しく解説していきます。

idol3.0プロジェクトを推すファンは、NIDT購入・保有、消費のサイクルをを繰り返して様々な特典を獲得し、推しメンを応援しながら自分の資産も増やしていくことになります。
ホワイトスコーピオンの活動資金NIDTの購入・保有と使い方
idol3.0プロジェクトの活動資金ともなるNIDTの購入は、これから推そうとするファンにとって必須といえますが、購入・保有、消費のサイクルにはそれぞれ適したタイミングがあります。
オーディションが終了してお披露目になる前に、そのタイミングをしっかり見極めることができるようになっておきましょう。
購入できる取引所
まず、NIDTの購入の為に口座開設が必要なのですが、暗号資産取引所ならどこでも良いわけではありません。
今のところ、NIDTを取り扱っているのはDMMビットコインとcoinbookの2つだけです(2023年5月現在)。
DMMビットコインは27種類もの暗号資産をを取り扱う大手の取引所で、coinbookは2023年3月に取引サービスを始めたばかりのまだ新しい取引所です。
◆当サイトはセキュリテイ面や実績等を鑑みてDMMビットコインをお勧めしています。
購入するタイミング
買値(価格)
暗号資産であるNIDTには当然値動きがあります。
なるべく価格が安い時を狙って購入するのが上策ですが、NIDTは上場以来、IEO価格の5円割れが続いており、スプレットも大きく開いたままの状態です。
上記チャートのように買値5円付近で一定の状態が続いていますが、このような場合、何かのきっかけで突然上下どちらかへ動き出すと、そのまま大きく値が動いてしまうことがよくあります。
気が付くと10円以上になってしまい「5円の時に買っておけばよかった」などということもよく起こります。
価格がいくらの時に購入するかは非常に大事です。
NFT付与の告知
#NIDT #idol3プロジェクト #IEO #暗号資産
IEO価格(5円)割れから戻らない状態が続いています。オーディションも終わっていないのにデビュー曲の公開が早かった理由も何となくわかりますね。NFT付与もそうです。まずはスカスカの板を何とかしたい為、このような動きは今後もあると思います。 https://t.co/XETlR1ZGnW— いりうわ@芸能エンタメグループ (@hAvBaMCjndMfUTv) May 4, 2023
NIDTの購入や保有量を条件に、NFTなどの付与を行うイベントやキャンペーンが突然告知されることがあります。
大抵は「10000NIDT以上保有している方」など対象者を限定する条件が設定されている為、このような特典が欲しければ、NIDT購入を検討するひとつのタイミングとなります。
無料でもらえることも
NIDTに限った話ではありませんが、暗号資産は各取引所でプレゼントキャンペーンが実施されることがあります。
- AMA(運営とユーザーとの交流会のようなもの)開催記念
- 初回口座開設
- 対象暗号資産の初回購入
- 友達紹介

NIDTを取り扱っているのは現在2つの取引所だけですので、この先、新たな取引所が加わった時はプレゼントキャンペーンが実施されるチャンスです。
NIDTの使い方(消費)
NIDTは暗号資産ですので、ファンだけでなく短期的な価格変動による売却益だけを狙う目的で購入する投資家も参入してきます。
idol3.0プロジェクトを応援する目的でNIDTを購入するファンは、長期的に保有することが多くなるでしょうが、それでも、いつかはタイミングを見極めて消費していくことになります。
NIDTの活用の仕方は人それぞれですが、推し活か投資か保有している現在の目的ははっきりしておきましょう。
利益確定
もしもこの先、NIDT価格が上昇して購入した時よりも大きな利益が見込める状況になったら、一度NIDTを決済して利益を確定させておくのも大切です。
あくまで個人の資産ですから、当然買うタイミングがあったように売り時というものがあります。
推し活の為の保有とは目的が異なりますが、idol3.0プロジェクトを応援しながらも、最終的には資産を増やしていくことができれば最良です。

一度決済した後に、価格が下落したら良い買い時を見て再び購入することもできます。そしてまた価格が上昇したら決済を繰り返していけばよいのです。ただ、そのタイミングの見極めはプロでも非常に難しいです。
NFTの購入
idol3.0プロジェクトの主な活動領域のひとつであるメタバース空間では、NIDTを消費してアバターやNFTグッズを購入することが予定されています。
坂道シリーズのミーグリや握手会をイメージしてもらえばわかりやすいと思いますが、ミーグリの参加権利やライブ視聴、グッズの購入などがNIDTを使って決済されることになるのです。
ただし、メタバースやNFTに関しては法的整備が十分ではないと言われており、実現にはもう少し時間がかかると思われます。
◆未来のミーグリについては別記事で詳しく解説しています。
投げ銭
投げ銭は、最近だとyoutubeやshowroomといったライブ配信サービスで行っている人をよく見かけるようになりました。
ユーザーが感謝や応援の気持ちを込めて、お金やお金に換金することができるアイテムなどを配信者へ送るのですが、これがidol3.0プロジェクトの場合はNIDTになります。
投げ銭の全額が推しのアイドルに届くわけではないと思いますが、メンバーは卒業後、その活動実績に応じてNIDTが付与されるとされています。
従って、投げ銭の獲得額はそのメンバーにとっても大きな意味があります。
現実世界での決済手段
2023年4月14日に株式会社オーバースのホームページで以下のようなニュース記事が更新されました。
「株式会社オーバースと日本直販株式会社が決済手段としてのNIDT活用及びコンテンツ利用に関する戦略的パートナーシップ構築に向けて合意」
引用元:株式会社オーバースHP
要約すると、日本直販でIDOL3.0プロジェクトのグッズ販売が行われる可能性があり、その支払い方法についてはNIDTを使って決済できるようになるかもしれないということです。
現段階では、まだお互いに「検討を行うことに合意した」に過ぎませんが、こういうデジタル通貨としての普及が徐々に広がっていけば、NIDTを保有しておく意味も大きくなるでしょう。

将来、コンビニのような身近な所でもNIDTが使えるようになれば便利なのですが、今はまだ夢ですね。
保有し続けるメリット
NIDTを消費せずに長期間持ち続けている場合でも確かなメリットがあります。
また、NIDTの保有数量又は保有期間によって保有者ランクを設
け、上記ユーティリティの利用において当該ランクに応じた優
遇措置を設けることを予定しています。引用元:NIPPON IDOL TOKEN whitepaper
ユーティリティは保有者特典のようなものです。
例えばNFTグッズやチケット購入といったものがありますが、保有者ランクの優遇措置として値引きされるなどして、これらが手に入りやすくなるのでしょう。
また、「NIDTを10000NIDT以上保有している方限定でNFTを付与!」などといった告知が突然行われることもあります。
新規購入のみが対象とされる場合が多いですが、すでに保有している方も対象になるケースもありますので、備えとして常に一定量のNIDTは保有しておく方が良いでしょう。
◆NIDTのユーティリティと保有者ランクについては別記事で詳しく解説しています。
まとめ
- 2023年5月現在、NIDTを取り扱っているのはDMMビットコインとcoinbookの2つのみ
- NIDTの購入は値動きと運営の告知をよく調べてタイミングを判断すること
- NIDTはキャンペーン等で無料でもらえることもある
- NIDTの消費は自分の目的が推し活と投資どちらにあるのかよく考えて行うこと
- NIDTは使わずに長期間保有することでメリットを得られる保有者ランクが設けられている

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