2023年12月30日、WHITE SCORPIONは初の「オンラインお話し会」を行いました。
「オンラインお話し会」は新型コロナ禍以降、対面のファンミーティングが難しくなったことで台頭してきた側面を持つオンラインでの交流です。
「オンライントーク会」「オンライン特典会」坂道シリーズの「ミーグリ(Meet and Greet)」など、グループによって呼称は様々ですが、オンライン交流と言う点ではどれも違いはありません。
- 今だからできる特別対応
- プラットフォームの違い
- 支払い方法の一本化
以下、詳しく解説していきます。
WHITE SCORPIONのお話し会が坂道ミーグリよりお得な3つの理由
今だからできる特別対応
率直に言えば、坂道シリーズに比べればWHITE SCORPIONのイベントユーザーはまだまだ多くありません。
そのため、逆に坂道のミーグリにはもうできない柔軟な販売方法や、お話し会の特別対応といったものがいくつか可能になっているのです。
申込上限なし
お話し会の参加権付コンテンツは、12月21日15:00から抽選販売が開始されました。
一度に申し込めるのは仕様上30枚にはなっていたものの、申込回数に制限はありませんでしたので、実質、申込上限はありませんでした。
つまり、好きなだけ申し込むことができたわけです。
さらに、12月26日には追加販売が決定され、抽選ではなく先着順の販売となりました。
これは、申し込みたい人は早い者勝ちで「チケットがなくなるまで販売するから何回でも好きなだけ申込んでいいよ」ということです。
ファンにとっては、抽選販売に当たりやすい、もしくは全員当選もあり得る今回の状況はお得だったと言えます。
ちなみに現在の坂道ミーグリは、シングルリリースのたびに7日から10日前後費やし、第1部11時から第6部20時までの枠を1日で消化します。
引用元:櫻坂46公式HP
これほど枠が多くても、主要メンバーほとんどのチケットは完売するため、応募可能枚数は必ず下記のように設定されています。
1回の応募につき1人15種類まで、1種あたり3枚まで(最大45枚まで)。 お1人様1回のみ応募可能。
1枚あたりの時間を事前に公表
今回、最も驚かされたのは運営が1枚当たりの時間を「30秒前後」だと事前に公表していたことです。
これまでオンライン交流会において、どのグループであっても運営がチケット1枚当たりの持ち時間を事前に公表することはありませんでした。
それは、いつ入室するかわからない参加者を時間内にさばききるためには、ある程度の時間調整が必要になってくることも多いため、明確な時間を公表することが難しかったからです。
このことは、WHITE SCORPIONにとっても例外ではないため、もしかすると今回だけの特別措置になるかもしれません。
メンバーアカウントの存在
WHITE SCORPIONはIDOL3.0プロジェクトオーディション当時から、メンバー個人のxアカウントでファンとコメントのやり取りが可能だった期間がありました。
すでに「いいね」やコメントをもらうことはできなくなりましたが、握手会やお話し会といったイベントの感想や、こちらの反応をタイムリーに知らせてあげることができるのは、今だけの特権だと言えます。
2024年5月8日からは、showroomの個人配信も始まっています。
プラットフォームの違い
WHITE SCORPIONのお話し会は、オンライン会議等のプラットフォームとして有名なZoomを使うということも斬新でした。
しかし、Zoomは坂道シリーズなどが使っているforTUNE meetsアプリのようにミーグリに特化したプラットフォームではない為、ユーザーにとってはメリットだけではありませんでした。
メリット1 PCが使える
坂道シリーズではミーグリに使用できるデバイスは、主にスマホ、あとはタブレットのみとされてきました。
WHITE SCORPIONはZoomでしたので、PCで行うことが可能になったのでしょうが、残念ながら画角はスマホベースになっており、フル画面で推しを映すことはできないようでした。
メリット2 スタッフサポートが充実
坂道ミーグリでは、運営スタッフの方と話すことはほとんどありませんが、Zoomはホストが確認して入室許可を与える仕様上、スタッフの方と直接話をして本人確認まで済ませることになります。
その過程で、わからないことがあればすぐに聞ける環境が整っており、スタッフの方が丁寧にサポートしてくれます。
それでもわからない時は、電話で話しながら対応してもらえます。
メリット3 いきなりのホワイトアウトがない
ミーグリでは、1枚なら持ち時間である約7秒から10秒が経過すると問答無用で画面がホワイトアウトしていきます。
そのため、話す内容を考えてきていたとしても、なかなか最後まで推しにきちんと伝えることができる人は少ないのです。
しがし、Zoomにはそのような機能が無いため、時間が近づくと画面外にいるスタッフの方が「お時間です」と教えてくれます。
そこから、幾分のロスタイムを与えてくれているので、最後の挨拶まではきちんと完結できるようになっています。
機能としてはアナログ感はありますが、握手会をオンラインで行っているようで楽しいです。最後はホワイトアウトしませんが、始まりのカウントダウンやお決まり文句「次はあなたの番です」も当然ありません。
デメリット
坂道ミーグリの「定点カメラ」のようなおまけ要素はありません。
(※追記 2023年2月18日のお話し会より、定点カメラ部屋が導入されました)
また、順番を待っている時はひたすらデバイスの前で待ち続けるしかなく、ミーグリのように、あと何人いて、およそ何分で自分の番になるのかを、目視で確認することができません。
◆2024年2月18日のお話し会から導入された定点カメラについては別記事で詳しく解説しています。
オンラインお話し会は握手会よりも時間が長く、メモを取りながら話すこともできるため、メンバーもよく「握手会より皆を認知しやすい」と話しています。
支払い方法の一本化
抽選申込で当選した場合の支払い方法については、今のところWHITE SCORPIONのお話し会はクレジット決済のみに一本化しているようです(※Googleペイも可能になりました)。
しかも「TeT.lnc」という自動決済代行を使うことによって、いわゆる支払いを干すことができないようになっています。
オンラインイベントの抽選販売における最大のネックは、当選しても支払いをしない未納者が後を絶たないという問題でした。
大量に応募だけして支払いをしない一部の不心得者がいるばかりに、善意のファンがなかなか当選できないという事態が発生し続けていたわけです。
それを今回、クレジットの自動決済に一本化したことによって、支払いを干すような者をブラックリストに載せる間もなく、抽選から締め出せるようになっています。
◆お話し会で必要なグッズについては別記事でご紹介しています。
まとめ
- WHITE SCORPIONの「オンラインお話し会」には坂道ミーグリにはない3つの違いがあり、お得感がある
- それは今だけの特別対応である可能性もある
- Zoomを使用していることのメリットも多いがデメリットもある
- 支払い方法をクレジット自動決済に一本化し支払い未納をできなくしたことで、善意の参加者が理不尽に落選する可能性がなくなった。
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