2023年10月7日に最終合格者11名が決定したと同時に『NIDTポータル』は 『WHITE SCORPIONファンクラブ(仮)』 へとリニューアルされました。
もともとホワイトナイトシステムを稼働させるために、急ピッチで実装された感が強かったNIDTポータルでしたが、ようやく「推し活アップデート」の土台が見え始めてきました。
この記事では、取り急ぎ実装された主要機能の一つである「投票機能」について詳しく解説していきます。
これからホワイトスコーピオンを応援していきたいファンにとって、最も基本的な運営参加の方法となりますので、しっかり理解しておきましょう。
※追記 2024年5月9日「WHITE SCORPION OFFICIAL FANCLUB」は、下記2つのサイトに分割されました。
■「WHITE SCORPION OFFICIAL FANCLUB」:動画コンテンツなどのFCサービスを提供
[URL]https://fc.whitescorpion.jp/
■「NIDTポータル」:投票などのNIDT関連サービスを提供
[URL]https://portal.nidt.network
WHITE SCORPIONファンクラブの投票機能を徹底解説!
投票機能とは
WHITE SCORPIONファンクラブにおける投票機能とは、アイドル運営に関する投票を実施する機能です。
当初は「IEO申込者」をはじめNIDTを保有している人だけの特典といった風でしたが、過去に実施された2度のホワイトナイトシステムではNIDTを持っていない人にも投票権が与えられました。
投票権を行使して投票を行い、その結果がWHITE SCORPION運営に反映されていく仕組みです。
オーディション中の2023年8月~9月までに投票は過去3回実施されました。
ホワイトナイトシステム(2023/08/26−2023/08/31)
初めてホワイトナイトシステムという一般投票が行われたのは、2023年8月26日にオーディション Final Stage:1stで40名の通過者が発表された後でした。
Final Stage:1stは、グループGの12名に23名を加えた35名が通過する予定でしたが、5名が追加され40名の通過となりました。
そこからさらにホワイトナイトシステムで選ばれた上位5名が、Final Stage:2ndへ進めることが発表されたのです。
ホワイトナイトシステム2nd(2023/09/10−2023/09/13)
2回目のホワイトナイトシステム開催が告知されたのは、2023年9月10日にオーディション Final Stage:2ndで27名の通過者が発表された後でした。
この時は、ホワイトナイトシステムで選ばれた上位2名が追加でFinal Stage:2ndを通過することができ、計29名が最終投票に臨むと発表されました。
NIDT IEO申込者限定 メンバー候補生決定最終投票(2023/09/24−2023/09/30)
「メンバー候補生決定最終投票」に関しては、プロジェクト発足当初からIEO申込者限定の投票であることが予め決められていました。
予定通り投票が行われ、10月7日に渋谷・ヒカリエホールAにて開催の『IDOL3.0 PROJECT 最終合格者発表イベント』で獲得票数上位11名の最終合格者が発表されました。
◆このとき発表された最終合格者については別記事で詳しく解説しています。
投票権を入手するには?
このような投票イベントが今後も何かしら開催されていくはずですが、投票に参加するためには投票権を付与されるための準備が必要です。
投票権を入手するためには、最初に『WHITE SCORPIONファンクラブ(仮)』に登録する必要があります。
登録自体は簡単で費用もかかりませんので、これからもWHITE SCORPIONを応援していきたい方は登録しておくべきです。
投票権の付与条件
過去2回実施されたホワイトナイトシステムでは「WHITE SCORPIONファンクラブ(当時NIDTポータル)」に登録するだけで、誰でも投票権をもらうことができました。
今後開催される投票イベントでも、ファンクラブ登録だけで条件が課されない投票があるかもしれませんが、基本的にNIDT保有者に対しては優位性が与えられています。
優位性とは、例えばNIDTを持っている人は、持っていない人に比べて票数を多めにもらえるみたいなことです。
投票券は、投票期間になればファンクラブのマイページに自動で付与されますので、あとはサイトの指示に従って投票していくだけです。
詳しい投票のやり方については「WHITE SCORPIONファンクラブ」のNIDT サポート Wiki で全て解説されていますので、こちらをご参照ください。
NIDT保有者のコード入力とは?
ホワイトナイトシステムの一般投票は予め決められた時間になると、投票券は自動で各NIDTポータル(現在はWHITE SCORPIONファンクラブ)に付与されていました。
ただし、NIDT保有者に関しては1000NIDTにつき1票が上乗せされる特典が与えられていたため、クーポンコードを登録するという操作が必要でした。
クーポンコードは自分が利用している暗号通貨取扱業者から時期が来ればメール送信されてきます。
送られてきたクーポンコードを「WHITE SCORPIONファンクラブ」マイページの「NIDT保有数量登録」へ入力します。
以上の設定完了で、NIDT保有者のみ票数が上乗せされました。
今後の投票イベントでも、おそらくNIDT保有者は同じ操作をして優遇措置を受けることになりますが、付与される数量や特典の種類については「イベントごとに異なる」とされています。
今後の実施が予想されている投票イベント
株式会社オーバースの中で今後の投票イベントの構想や企画がすでにいくつか上がっていることを代表取締役の佐藤義仁氏が明かしています。
- 皆が推す人気メンバー
- 好きな曲やコンサートのセットリスト
- 振り付け
- メンバーカラーや衣装など
Twitterスペースで開催されたNFTゲームコミュニティのGuildQBさんとのコラボAMAにおいて、佐藤氏は、今後の投票イベントについて以下のように話されていました。
南国「メンバーカラーや衣装についても投票があるんですかね?」
佐藤「そうですね。基本的にはプロのデザイナーさんが決めると思いますが、複数のデザイン案が提案され、それをNIDT保有者の投票で決めるということも例えばですが可能です。」
南国「なるほど。どのような事を投票で決定するのか、決まっている内容はありますか?」
佐藤「現時点では具体的に決まっているものはありませんが、構想はあります。先ほど仰っていた衣装案やコンサートのセットリストなど、いくつかの企画案が上がっています。」
引用元:GuildQB×NIDT AMA(2023年7月18日) 文字起こし
2024年1月22日、4th デジタルシングル「FMV」出演メンバーの投票が開催されました。
NIDT保有者の優位性
これまで行われた投票イベントにおけるNIDT保有者の優位性は、今のところ投票権の有無と投票数の上乗せだけです。
「メンバー候補生決定最終投票」はプロジェクト発足当初からIEO申込者限定の投票であることが告知されていましたので、一般の方には投票権がありませんでした。
また、ホワイトナイトシステムではNIDTを保有していなくても、NIDTポータル(※現在はWHITE SCORPIONファンクラブ)に登録さえすれば誰でも投票することができましたが、NIDT保有者は保有数量に基づき、投票可能数が優遇されました。
投票機能におけるNIDT保有者の優位性 | |||||
NIDT未保持 | NIDT保有者 | ||||
IEO申込者特典 | 権利なし | 申込者は最終投票の投票権あり | |||
投票初日付与数 | 200票 | 200票+1000NIDTにつき1票 | |||
一人当たり票数上限 | 1日100票まで | NIDT保有量によって上限なし |
今は持っていなくても、いずれはNIDTを保有することをお勧めします。将来的にはNIDT保有者の優位性は充実してくることが予想されます。
NIDT保有者の投票率は?
それでは、実際のところ投票イベントに参加している人はどれだけいるのでしょうか。
引用元:株式会社オーバース公式HP
株式会社オーバースが発表している『メンバー候補生決定最終投票の投票結果』によれば、投票期間全ての投票権数は2,343,894票、そのうち暗号資産取扱業者からのクーポンコードを入力してきちんと投票されたのは802,322票とされています。
投票率は34.23%となりました。
このことから、IEOを申し込んでNIDTを保有しておきながらも、投票権が行使されなかった票が7割近くあったということがわかります。
もっとも、最終投票はあくまでIEO申込者限定でしたので、投票権が目的でIEOに申し込んだファンはまだ多くなかったという可能性もあります。
WHITE SCORPIONが本当に好きで応援したいと思っているファンは、まだNIDTをそれほど保有していないのかもしれません。
投票機能の透明性
これから様々な投票イベントの開催が期待されますが、その投票自体にどれほどの信ぴょう性があるのか、という問題は残ります。
仮に、運営が発表する投票結果を鵜呑みにしていいものか、ファンの間に疑問が生じれば投票イベントに積極的に参加しようとする者はいなくなるでしょう。
実際、最終的なデビューメンバーの決定権がIEO申込者による投票で決まると知らされた時は「アイドルを知らない投資家に決められるの?」「どうせ運営が好きに決められるんだろ」といった批判的な声も少なからずありました。
そこで株式会社オーバースは、最終投票の透明性を確保するために「第三者による評価委員会」を設置したのです。
本委員会は、当社と利害関係のない IT 系の有識者 3 名により構成され、当社が本投票による 11 名のメンバー候補生の決定にあたり、投票に関するシステムやプロセスが合理的なものかを検証いたします。
そして、最終合格者が決定した10月7日には、評価委員会による「評価報告書」が公表されました。
こういった第三者による検証が、今後も要所要所において行われるのならば、投票機能の透明性に関しては、一定の評価が得られると判断していいのではないでしょうか。
ただし、これらはあくまで投票に不正がない事の証明であって、投票機能をどのように使うかは運営次第です。
◆投票機能を利用する運営のメリットについては別記事で詳しく解説しています。
まとめ
- 投票機能とは「WHITE SCORPIONファンクラブ」に実装されている機能の一つで、投票することによってWHITE SCORPIONの運営の一部に参加することができる
- 投票券を入手するには「WHITE SCORPIONファンクラブ」に登録が必要
- 投票権の付与条件は投票イベントによって異なる
- 基本的にNIDT保有者には優遇措置が与えられる
- まだNIDT保有者による投票率は低い
- 投票の透明性には一定の評価ができるが、これから投票機能をどう使うかは運営次第
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