2023年12月7日に配信デビューしたWHITE SCORPIONのNICOは、アイドル経験者で最年少HANNAに次いで身長が高い人気メンバー。
いわゆる「前世」と呼ばれる、元アイドル時代から応援する古参ファンも多く、4thデジタルシングル『雑踏の孤独』では、投票によりFMV(メンバー1人にスポットを当てたMusic Video)出演メンバーに選ばれた。
また、メンバーの慣れない部分をカバーしたり、運営に建設的な企画を提案したりすることも多く、デビューして間もないWHITE SCORPIONにとって、なくてはならない存在となっている。
当記事は、主にWHITE SCORPIONがデビューした2023年12月7日から、2024年6月までに解禁された情報をご紹介します。
WHITE SCORPION NICO デビュー後の新情報まとめ
NICO推しの基本情報
NICOがフォロワーを増やすために、自らSNS上で呼びかけるのを見たことがないが、オーディション開始当初から、xのフォロワーは飛びぬけて多かった。
オーディション中、他の候補生は総じて300人以下が多かったのに対し、NICOのフォロワーはすでに3000を超えていた。
2024年7月11日現在、xフォロワーは5472人。
ハッシュタグ・ファンネーム
2024年7月現在、NICOには定型のハッシュタグやファンネームがない。
これまで、他のメンバーのようにSNS上で募集したこともなく、NICOにはどうやら深い考えがあって「あえて決めていない」ようだ。
この点について、一度本人に伺ったことがあるが「WHITE SCORPIONのハッシュタグからグループ知って入ってもらいたいから」とのことで、まずはグループを知ってほしいという強い想いがある。
自己紹介コール
同様に、自己紹介コールも個性的なものが多い他のメンバーと比べ、NICOのものは非常にシンプルで、これはWHITE SCORPIONお披露目当時からずっと変わっていない。
「みなさーん、NICOってよんでください!」(NICO-!!)
NICOが語ったWAggへの想い
オーディション時のフォロワー数が3000越えだったことからも明らかなように、NICOが元WAggメンバーであることは、すでに多くの者が気付いていた。
知らなかった者も、そのフォロワー数の多さから「IDOL3.0プロジェクト前世」もしくは「WHITE SCORPION前世」で検索して調べる動きが活発化した。
だが、NICOがオーディション中にそのことを自ら公言したことは一度もなく、WHITE SCORPIONとしてデビューした後、メディアの取材によって初めてその想いが明らかとなっている。
NICOは株式会社WACKの育成プロジェクトグループWAggに在籍する研究生でしたが、2022年10月に活動が終了し、所属事務所との契約もなくなりました。
アイドルへの憧れとWACK所属のきっかけ
NICOがアイドルを志したきっかけの一つは「FNS歌謡祭」でAKB48・ももクロ・私立恵比寿中学のコラボを見て衝撃を受けたこと。
その後、WACKに所属するBiSHの曲が好きだったNICOの母が、WACK主催のオーディションを見つけてきて応募を勧めた。
この時、NICOはまだ中学2年生。
WACK所属となってからは、上京してWAggメンバーとなり約4年間アイドル活動を行った。
出典:FRIDAYデジタル
IDOL3.0プロジェクトとの出会い
NICOはWagg解散後、約1年ほど何もしていない期間があったが、IDOL3.0プロジェクトをSNSで見つけてきた母の勧めで応募を決意した。
もうアイドルは半ば諦めかけていたが、やり切れていない気持ちがまだ残っていたことと、年齢的にもラストチャンスだという想いが背中を押した。
「同じアイドルとは言っても系統的にWACKとかなり違うんですけど、オーディションのホームページに『世界に発信する』と書いてあって、そこでピンと来た部分が大きかったです」と述べている。
ただ、実際は応募締め切りの1日前ギリギリまで迷っていたらしい。
出典:音楽ナタリー
WACKで学んだこと
NICOは「WAgg時代に礼儀などを学んだからこそ、今があると思っています」と述べている。
確かに、オーディション中でも大きな声ではきはきと挨拶した後、深々と頭を下げてお辞儀をする姿は、同じ元WAggメンバーだったNATSUと共に、ひと際、観客の目を惹いていた。
こういった礼儀作法に関しては、株式会社WACK代表の渡辺淳之介氏の方針によるところが大きい。
WHITE SCORPIONとしてデビューすることが決まった時、NICOは渡辺氏に「一番最初に電話」したことを明かしている。
『何もしてあげられなくてごめんな』と言われましたけど、『過去を超しますよ!』と伝えました(笑)。今の私はWHITE SCORPIONに人生を懸けてやっているので、そこを見てほしいなって気持ちです
引用元:FRIDAYデジタル
元WAggメンバーNATSUに対する想い
NICOは、同じくWAggの元メンバーであったNATSUと、IDOL3.0プロジェクトの3次審査会場でばったり会って、お互いに「なんでいるんだ?」となったエピソードを過去幾度か紹介している。
今回のオーディションもそうだが、WAgg時代から、お互いに昇格を目指す「ライバル同士」という意識が少なからずあったことを明かしている。
とはいえ、NICOはNATSUの歌声を「NATSUが持っている武器」だと称賛し、二人そろって同グループでデビューできた今「本当の仲間になれた気持ち」だと言って喜んでいる。
出典:FRIDAYデジタル
◆NICOとNATSUの再会エピソードについては別記事で詳しく解説しています。
コーチェラ・フェスティバル
デビュー後、NICOはグループとしての目標を聞かれた時に「コーチェラ・フェスティバルに出演すること」と答えることが多い。
コーチェラ・フェスティバルは、アメリカのカリフォルニア州で開催される世界最高峰の野外音楽フェスティバルのことで、全世界の音楽ファンが注目すると言われている。
IDOL3.0プロジェクトでも、当初から海外進出を目標の一つに掲げていたが、NICOはまだ候補生の頃からコーチェラ・フェスティバルという海外への具体的なビジョンを思い描いていたようだ。
その他の新情報まとめ
- モットーは「愛と平和」 座右の銘は「丁寧にちょっと適当を」
- 自分を動物に例えると子ザル
- カラオケの十八番はDEEP「君じゃない誰かなんて」
- オーディション中から特にインパクトを感じていたメンバーはNAVI
- 2023年末から甲殻類アレルギーになったが、痒くてもエビを食べている
- 猪突猛進を初凸猛進だと思っていた
- 好きな食べ物は石焼ビビンバ
- 2023年12月頃からxポストでの挨拶に「せーの」といれるようになった
- オーディション中に出会った宝物と呼べるメンバーはイチ
- 平日の夜限定で泣くことがある
- 服の色味は2色まで
- グラウジーズ(バスケ)の 宇都直輝 選手にハイタッチしてもらったことがある
- 母は看護師
- 最近見つけた夢はプリクラ機のモデルになること
所感:デビュー後のNICO
NICOは、誰よりもWHITE SCORPIONに対して献身的だ。
WACK時代は、WAggという同じグループであっても「それぞれ育成から昇格して先輩グループに所属しようという個人戦でもあった」為、必然、自分が少しでも前に出ることを考えなければならなかった。
だが、今のNICOは自分よりもグループを優先させ、専用のハッシュタグ、ファンネームさえ作ろうとしない。
所属していたWAggが解散してアーティスト契約が終了した時、かつてのNICOの胸中は察するに余りあるが、今度こそは「WHITE SCORPIONを同じ目に合わせたくない」そんな想いもきっとどこかにあるのだろう。
NICOにとって「まずはグループあってこその自分」なのだ。
そんな経験豊富で頼りがいのあるNICOを見て、以前、あるメディアが「グループのリーダーになりそうなのは誰だと思う?」と質問したことがある。
NICOは、間髪入れず「リーダーって必要ですかね?」と答えたという。
個性的で魅力的なWHITE SCORPION10人のメンバーを「何があっても守るから!」と言い放つNICOにとって、誰がリーダーかなど関係ないのだろう。
新しい仲間と居場所を得た今、NICOが過去を超える日は近い。
◆デビュー前、IDOL3.0プロジェクトファイナリストのNICOについてはこちら
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