Rain Tree(レインツリー)のマカロンは、IDOL3.0プロジェクト合宿審査時に振り分けられたグループDメンバーの一人。
マカロンの名は、本名から辿り着いたニックネームとのことで、マカロンが特に好物だからというわけではなく、正直あまり食べたこともないらしい(※オーディション当時)。
IDOL3.0プロジェクトのオーディションに出会った時は、高校3年生で受験が始まるというタイミングだったが、「これが最後」と臨んだ説明会で公開スカウトされた。
オーディションでは「外郎売」の口上を披露するなど、頭脳明晰で記憶力にも優れており、配信に訪れた視聴者のことや、昔の何気ないコメントなどもよく覚えている。
2024年10月8日、IDOL3.0プロジェクトファイナリストの17名は、正式グループ名を「Rain Tree」(レインツリー)とし、2025年1月にキングレコードよりメジャーデビューすることが発表されました。おめでとうございます!
- 年齢 17歳
- 出身 東京都
- 特技 競技かるた アンパンマンのものまね
- 趣味 夜に音楽をききながら口パクで熱唱すること 色々なカフェオレをのむこと
Rain Tree【マカロン】の魅力を解説!飽きさせない表現者
マカロンは、2023年11月26日「 3月頃まで学業に専念するためSNSを含め一時活動停止」と伝えられたが、無事、大学に合格し、2024年2月22日から活動を再開している。
マカロンの特技と趣味
競技かるた
複数のメディアが取り上げたことにより、最近のマカロンと言えば「競技かるた」が代名詞のようになっているが、元々は、オーディション中にアップした一本の動画がきっかけだった。
高校時代の競技かるた部で「部活紹介用に撮った」という動画をSNSにアップしたところ、凛とした袴姿のマカロンが、俊敏な動きで札を払う姿に多くのファンが魅了された。
この時にアップした動画は一度消えてしまったが、2024年9月に再度アップしなおしてくれている。
今では、showroom配信の際に「今日の一句」を紹介するようになり、握手会やお話し会に来てくれたファンには、百人一首が書かれたカードをプレゼントしてくれることもある。
また、だいぶ後になってから、実は全国大会で準優勝するほど強豪校だったことを明かしている。
ミュージカル
マカロンは、小学校3年生から5年間ミュージカルを習っており、歌やダンスが全くの未経験というわけではなかったが、合宿中のダンスは種類が違ったので、振り入れ時はだいぶ苦労したようだ。
ミュージカルで培われた表現力は、彼女の強味の一つで「曲に合わせて、カメレオンのようにガラッと変わる」表現者になりたいと、SNSやメディアの取材などでもよく述べている。
また、自身ミュージカルを観に行くことも好きなようで、直近では劇団四季の「美女と野獣」を観にいったことを、SNSで報告している。
受験と学校行事
当時、IDOL3.0プロジェクト参加者で受験を控えていた候補生は少なくなかったが、マカロンもオーディションと受験との両立で、苦労した候補生の一人だ。
2023年8月の合宿審査が終わって以降は特に顕著で、体調を崩して受験勉強もままならず、塾や学校に通いながら「あー受験生やめたいいぃいーーーー」と呟いていることもあった。
また、マカロンは学校行事の準備も「ヘルメットで頑張ってます」と、朝から晩まで忙しい様子で、9月に行われた最終候補者によるライブ配信にも参加することができなかった。
その学校行事は「一大イベント」とのことだったが、周りへの気遣いがあったのだろう、当時、応援者が度々尋ねても、それが何だったのか具体的なことは最後まで明かされなかった。
オーディション中の心境
オーディション中は、SNSフォロワー数やawesome!(期間限定のクリック型人気投票)といった、現時点での自分の人気が単純に可視化される機能がいくつかあった。
総じて、一部の候補生を除いてさほど大きな差はなかったのだが、候補生達にとっては、その少しの差が大事だった。
マカロンも例外ではなく「何度もくじけそうになりました」と心境を明かしてくれたことがあり「頭がパンクしてしまって」辞退を考えたこともあったという。
だが、最終投票が終わる頃には、諦めないでIDOL3.0プロジェクトに応募したこと、説明会に行ってよかったことを、ファンに伝えている。
マカロンの人となり
- でこ出さない主義だが、いつか出すかもしれない
- 新しくした通学リュックはピンク色、なにかとピンクだらけ
- 女性アイドルは幅広く推している
- 2023年9月14日に「おはまかろん」(初めて言ってみた笑)
- 体育の球技は苦手
- チャームポイントは長いまつ毛と涙袋
- 人生で髪良さげに巻けたの2回
- 絶叫系が大好きでなんでも乗れる
- プリンセスはラプンツェルが好き
- オーディション中のペンライトは紫とピンクだった
- 中学の時は学年1位を何回かとった
- 1番得意な教科は英語で、高2の時に英検準一級をとっている
- 1番の推しは齊藤なぎさ
- 1番好きな炭酸ジュースはジンジャーエール
所感:マカロンの魅力
マカロンは、頭脳明晰で語学に明るく、歌やダンス、ミュージカルの経験まである。
仮にアイドル以外の道を進んでいたとしても、きっと、然るべき成功が待っていたに違いないが、彼女はアイドルという夢を一途に追い求めた。
そして、学業との両立に四苦八苦しながらも「人生は一度きり」と臨んだ最後の挑戦で、見事にデビューまでこぎつけた。
「私はみんなよりずば抜けて可愛いとか、スタイルが良いとかではありません」とマカロンは言う。
いつも明るく神対応の美少女に、魅了され続けてきたファンからすれば、それは謙遜以外の何ものでもないのだが、ここに来るまでの数々の苦難が、彼女にそれを言わせるのだろう。
マカロンは、説明会からオーディションまでの半年間は、本当に「辛かった」と語っているが、同時に「今までに感じたことがないくらい幸せな時間」だったとも述べている。
夢と学業のはざまで思い通りにいかない辛さと、そんな自分でも応援してくれる人がいるという幸せが、マカロンを感情豊かな「表現者」として成長させた気がしてならない。
最終合格者発表では叶わなかった「マカロンの逆転劇」は、これから始まる。
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