Rain Tree(レインツリー)のキナコは、IDOL3.0プロジェクト合宿審査時に振り分けられたグループHメンバーの一人。
※追記 2024年11月11日、キナコは新アーティスト名【加藤 柊(かとうしゅう)】に決定されました。
キナコの名の由来はシンプルに「きな粉が好きだから」で、その他の候補としては「マッチャ」や「オモチ」などがあったが、4次審査前の緊張で、あまり深く考えていなかったらしい。
5月に行われたIDOL3.0プロジェクトの説明会には、両親に黙って一人で参加し、その後のオーディションは「勉強と両立させる」という条件で、受けることを許してもらった。
いつも、静かで優しく諭すような口調で話すが、ひとたびステージに上がれば、人が変わったような激しいダンスパフォーマンスを見せる。
2024年10月8日、IDOL3.0プロジェクトファイナリストの17名は、正式グループ名を「Rain Tree」(レインツリー)とし、2025年1月にキングレコードよりメジャーデビューすることが発表されました。おめでとうございます!
- 年齢 18歳
- 出身 北海道
- 特技 英語 ダンス
- 趣味 踊ること 美味しいものを食べること
Rain Tree加藤 柊の魅力を解説!ダンスが得意で勉強家
【2023年11月15日】『IDOL3.0 PROECT』のファイナリストのうち17名が株式会社オーバースの所属タレントとなった。
キナコは「学業専念の為、春からの活動を予定している」と運営から告知がなされていたが、2024年3月15日「showroom」の中のリモートで、第一志望大学合格と5カ月ぶりにメンバーと合流することが本人から告げられた。
キナコの特技と趣味
英語
キナコは勉強好きだが、特に英語を得意としており、学校では英語ディベート部の部長をつとめ、英検準一級も持っている。
IDOL3.0プロジェクトのオーディションでも、3次審査の自己PRやfinalstage:2ndでは、英語の朗読による紙芝居を披露している。
ダンス
ダンス部として、学園祭で踊った時に「この時初めて、お客さんと気持ちが1つになっている感覚がして、表現の楽しさを改めて実感しました」と述べている。
また、自作の振り付けで踊ることも多く、審査期間中には自作の振りを入れて、vaundyの『怪獣の花唄』のダンス動画をSNSにアップしていた。
オーディション中の出来事
これに合格すれば、最終候補生114名としてお披露目されるという「第4次審査」で、キナコはいくつかのハプニングがあったことを明かしている。
実は、体調を崩してしまい、審査前日までのほぼ一週間はずっと寝込んでいたという。
なんとか、自分を鼓舞して東京へ向かい審査は受けられたものの、その翌日、宣材写真撮影の帰りに財布のお金が足りずに、北海道まで帰ることができなかった。
結局、運よくリュックの底に落ちていたお金で、母と合流できたとのこと。
その他にも、Finalstage 2ndの際は、直前まで定期考査であったり、ダンス中に手が引っかかって、ゼッケンが取れかけたりと、審査期間中の細かいハプニングは色々とあったようだ。
SNSに不慣れ
勉強家で何でも知っているイメージのあるキナコだが、実はX(当時ツイッター)をこれまで使ったことがなかったとのことで、審査でも重視されていたSNSでのアピールにはかなり苦労したようだ。
- 9/5 Twitterのフォロワーさんが100人を超えました!ありがとうございます
- 9/8 この時は返信機能を知らなかったばかりにすみません
- 9/11 コメント欄があることにやっと気付きました
合宿中、SNSの投稿に手間取っていたら、看護師の方に「体調不良かと心配された」というエピソードもある。
努力家で勉強家
オーディションは、学業と両立させて頑張っていたキナコだが、その生活はハードで、朝は5時半に起床して夜は床で寝ていたこともあったという。
同じRain Treeメンバーのサナは「高3で北海道から毎週末都内に来ていて、暇があれば英単語を勉強する努力家」だと称賛していた。
キナコは、毎日最低限やることリストを決めて勉強しており、英語に限らず美術の成績も5だったが、自己PRの紙芝居に関しては「独特の絵で喋りが入ってこない」といった意見もあった。
キナコの人となり
- 基本的に人見知り
- 目に力があると言われる、目を褒められることが多い
- よく迷子になる
- 合宿中は常にカメラが向けられている環境に苦戦した
- 下ろしていることが多いが、実はヘアアレンジが得意
- 相棒の「ごりおくん」というぬいぐるみ型筆箱がいる
- 自分らしさがわからなくなって泣いた夜もあった
- 「ドーモ君」のものまねが自分では得意だと思っている
所感:キナコの魅力
キナコは勉強や読書が好きで、その優しい話し方からも、最初に受ける印象の大半は、おそらく「大人しい子」だ。
ところが、ひとたびステージに上がれば「今踊っているのは別人か」と見紛うほど、激しいダンスパフォーマンスを繰り広げ、誰もがその認識を改めることになる。
また、努力家で勉強家でもありながら、SNS未経験だったり、お金が足りなくて家に帰れなくなったりと、どこか「おっちょこちょい」な一面を持っている点も愛くるしい。
最終合格者発表で名前を呼ばれなかったあの日、後に綴った手紙には「かけがえのない仲間、思い出、経験…。絶対に忘れません。」と自身の悔しい想いより感謝の言葉があふれていた。
そんな仲間想いで前向きな彼女が、今後どのようなアイドルに成長していくのか実に楽しみだが、やはり、キナコは静かにこう言うはずだ。
「まずは猛勉強してきます」
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